動体視力元禄ルネッサンス
動体視力多種多様に勢ぞろい
人は、そう、ほとんどの人は
青春のある時期、そこで貴重な時間を費やすそれでいながらその後2度とは訪れることのない場所
僕の青春、まさにこの時代
大人はわかってくれない親から"帰阪"を強要されてたこの期間
青春て言ったっけ⁈甘酸っぱい感傷の記憶なんかじゃない&bsp;首都の戦列からの日和り、挫折・・・それだけでもう十分傷ついてるというのに&bsp;それに輪をかけて&bsp;"このすっとこどっこいセイガク野郎"と口汚く罵られ
外部からは窺い知れない密室(車)で足蹴にされてたとしても&bsp;
◎(合格)のスタンプをもらうため
ひたすら教官の暴虐に耐えるしかなかった・・・・屈辱の日々、その場所
その場所を訪れたよおとといの土曜日、半世紀ぶりに
ここ
待合室には爺いがすでに4人、姉様が1人
もう、つくばってとこはどこへ行っても爺婆しかいないのかしら⁈
ほら&bsp;&bsp;&bsp;&bsp;集団検診(4月)
&bsp;&bsp;T病院の受付(先週金曜日)
あ、あ、あこの日はしょうがないんだったこれの日だからね
有料 &bsp;5100円最初、これって新手の"俺俺詐欺"かと思ったけどね一応、法律があるらしい
免許更新の日に70歳〜に到達する人
が対象
あくまで講習であって試験じゃない
合否判定するわけではないとは言ってもね
①5100円という高額の講習料②実技指導もある③体力、まあ視力だけど視野や動体視力の衰えを思い知らせる
運転に自信がない人は怯むよね免許証返納を促進する狙い?
そんなホンネが透けて見える
それにしても教習所内ガラガラ&bsp;
この自動車学校、つくば市の中心部にありこんな時期、人事異動の転入者やつくば大の新入生などで賑わいそうなもんだけどくわえタバコで所在なさそうにしてる
職員ばかり目につく&bsp;この法律どうせこの政権癒着業界への救済事業でもあるに違いない &bsp;けっ
さあ実技に出ますよ
3人ずつ乗って出発
僕は運転、3番目ね
試験じゃないて言われててもどきどきどきどき僕、本番でやたら緊張する人だから
同乗の2人はほぼノーミス
僕? &bsp;最初の"車庫入れ"でいきなり脱輪
車庫入れ、そんなん&bsp;ゲートに触らなきゃいいんだろうよ脱輪なんて知ったことか
教官がしきりに"方向指示器"て
叫んでたけどふん、何回かはわざとワイパー作動してやったぜくぇっくぇっくぇっ&bsp;
ほっ、よかった助かった"縦列駐車"なくて
教習所の社長「せっかくのご縁、皆さま是非懇親を深められ・・・」 &bsp;熱弁してたけどそんな兆しすら生じることなく
きっちり2時間、講習会は終了。
あ、これ大切なもの
年寄りは"お上の権威"にすがって生きてゆく。