全く同じキットを使いガンプラを作った時、初心者と熟練者とでは完成したガンプラに大きな差が生まれます。
それは経験と知識とガンプラにどれだけ手を加えるかの違いです。
今回は初心者でも、ガンプラの完成度が上がる、ひと手間をアドバイスさせて頂きます。
パーツがまとめられているシートをランナーと呼びます。
ランナーとパーツが繋がっている部分がゲートと呼ばれるのですが、切り外したパーツ側に残ってしまうゲートの処理の方法です。
切り外しの際、パーツのギリギリを切ってっしまうとパーツがえぐれてしまったり、白くなってしまう事があります。
パーツから少し離れた場所でゲートを切りましょう。
当然、切り外したパーツにゲートが残っています。
それを再度ニッパーで切り取るのですが、その際にも1mmほどゲートを残して、残りをデザインナイフで丁寧に削り取ります。
それでも四角い枠の様なゲート痕が残ります。
メッキ塗装されているパーツなどはその部分のメッキが剥げて色が変わります。
そういったゲート痕は紙ヤスリをかけたり、周りの色に似た色を塗装して目立たない様にしましょう。
細かい面倒くさい作業ですが、このゲート処理を綺麗に出来る出来ないで最終的な仕上がりに大きな差が生まれます。
ガンプラに手を加えるならまずはゲート処理。
他の事に手を加えれば加えるほど、ゲート処理が出来てなければそれが目立ってしまいます。
ゲート処理やちょっとした塗装にはガンダムマーカーというペン型の塗料がおすすめです。