数あるガンプラシリーズの中、今回紹介するのが、ガンプラ10周年記念企画として1990年から発売された、「HG(ハイグレード)シリーズ」。
HGシリーズ発売前の「旧キット」と違い、多色成形のパーツとシールにより、『塗装しなくても完成する』をテーマに登場しました。
1998年に当時の最新成形技術と可動ギミックを導入して作られたHG「グフカスタム」が発端になり、宇宙世紀のMS(モビルスーツ)を改めてキット化するシリーズ企画HGUC(UCとはユニバーサルセンチュリー)、ガンプラ35周年記念にあたる2015年には新生REVIVEと次々と進化を遂げているシリーズです。
このHGシリーズのサイズは1/144。
今ではいろんなシリーズがありますが、このHGシリーズが断トツでMS・MAの種類が多い。
値段は、だいたい500円?3000円代、大型のキットになれば値段も上がりますが、比較的手頃。
作りやすく、完成度もそこそこに高い。
初心者ビルダーにおすすめできるグレードです。
ただHGの人気は初心者ビルダーではなく、中級者、上級者にも人気が高い。
簡単に組み立てられるガンプラだが、そこにちょっと手を加えて改造をしていくのだ。
幾つかのキットを合わせて一つの機体を作るミキシングビルド、別売りのパーツを使ったりと、手を加えて既存のキットとは違うオリジナルの機体を作るのに、キットで表現されない部分を再現するのに、種類が多く、価格が安いHGシリーズが重宝されているのです。