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動体視力 ノンストップひきこもりアクション小説。

動体視力

動体視力の冒険

今回は555アクセルフォームとクロックアップについて。
クロックアップと555アクセルに関しては過去にも何度か記事を書きましたが今回は「仮面ライダーディケイド」においての劇中描写である、クロックアップと555アクセルの対決に焦点を当てたいと思います。
555アクセルは「仮面ライダー555」にて登場した、パワーアップフォームであるアクセルフォーム。全身が白いフォトンブラッドに包まれ、圧倒的な速度で戦いを展開する。
そしてクロックアップは「仮面ライダーカブト」にて登場した、戦闘のメインともいえる能力。怪人「ワーム」の人間には感知できない速度での移動に対抗するため開発された高速移動システムです。自分のまわりの時間を早めて、相対的に回りの時間はスローになります。例えば雨粒が数センチ落下するまでの間に、怪人と戦いとどめをさす。
この2つのシステムが、初対決をしたのが「仮面ライダーディケイド」での描写でした。その時は互角の展開を見せたのですが、ファンのあいだからは「おかしいぞ?」との声がたくさん上がりました。
それは、555アクセルが加速して行動速度が速くなるのに対して、クロックアップは時間を操作して加速しているように見えるシステムだからです。
この2つは似て非なるシステムであり、相対した時にはたして劇中のような描写は成立するのか?
クロックアップは本家カブトの劇中では「タキオン粒子の濃度により速度が変化する」システムであり「タキオン粒子が見えないと視認できない」という設定でした。
これでは「タキオン粒子」を視認できるカブト系ライダーではない他作品のライダーは永久にクロックアップと戦うことができないです。なので、ディケイドに登場したクロックアップはタキオン粒子が見えなくても視認できるシステムになっていたのでしょう。
次に速度ですが、クロックアップは時間が早くなっているだけで、速度は変わっていません。その時間の加速度も劇中、公式では設定されておらず、一部では「光速に等しい」と噂されています。
僕は前から不思議でしかたなかったのですが、いったいどこからこの「光速」というのが出てきたのでしょうね。どこにも書かれていないのに。そう思っていろいろ調べてみて最近気づいたことがあります。
それは「タキオン粒子」は「光速よりも早い粒子」として作られた想像上の粒子なのでその「光速より早い」という部分を抜粋してクロックアップは光速!となったのではないでしょうか。
しかし、劇中の描写ではせいぜい10~100倍くらいの速度にしか見えません。(雨粒、オイルのビン、ボーリングの球、車の進んでいる速度など)
なので、ここではクロックアップの速度は光速ではないと仮定します。(そもそも速度は変わらないので、カブト達自身にとってはいつもと同じ速度のはず)
では、一方で555アクセルです。555アクセルは加速装置です。時間の流れは変わりませんが、あらゆる行動を1000倍の速度で行えると公式で設定されています。その速度はマッハ50です。
そのわりにはドラゴノルフェノクの魔人態にスピードで敗れ、そのドラゴノルフェノクも時速310kmのゴートオルフェノクにスピードで敗れています。映画版では時速360kmのホースオルフェノクとどっこいの速度だったサイガの飛行ユニットと10秒間追いかけっこをして、やっとこ叩き落とすことに成功しています。
設定ではマッハ50ですが、こちらもそこまでの速度は使えないようです。
それはおいといて、普段の行動を1000倍で行うということは簡単なことではありません。まず、1000倍の速度で動くには、動体視力や相手との距離を認識する「距離感」などのいわゆる「感覚器官」もその速度に対応できるように強化されているはずです。
さらに人間は目で見て脳から伝わった指令を実行するまでに最低でも0.2秒はかかりますがこんなゆっくりした神経伝達では、とても1000倍の速度には追いつけません。
つまり、555アクセルは明記されていませんが、それらの間隔も1000倍の速度に対処できるように強化されていると考えるのが自然ですね。(そうじゃないと、敵を攻撃しようとして何千メートルも遠くに行ってしまう)
そして最後に、加速装置は速度こそ早くなるものの重力の影響からは逃れられないのでどれだけ早く加速しようとも、落下速度は加速していない怪人と全く同じになります。しかし、555は劇中で落下中に加速したり、ふっとばした怪人がしりもちを着く速度がとてつもなくゆっくりになっていました。
これは555の時間間隔も普段の何倍にも早くなっていることになります。例えばハエなんかは人間とは異なる時間を持っており、まさにクロックアップの世界に生きているといっても過言ではないようです。それはハエの目は人間の10倍以上の光の点滅をとらえることができるので、連続して展開される事象に対して、人間の10倍以上もゆっくり見える。らしいです。
555アクセルは1000倍の速度の世界に対応するため、このような器官も強化され結果的に重力の影響である「落下」の速度さえもゆっくりに見えるのではないでしょうか?
もちろん、そんな能力はなく、たんに劇中の演出であるかもしれません。
しかし可能性はありますよね。全てを555に有利に考えることができれば、以上のような強化作用により555アクセルが時間を操るクロックアップと対等に戦うこともできそうな気がします。
結論:全てを555よりに考えれば、ディケイドの演出は「あり」ということで!
ただ以上のような考えを適用するとなれば、クウガペガサス、キバ・バッシャー、アギトフレイム等の感覚強化系のライダーもクロックアップにある程度対処できることになりますが・・・。(速度はおいといて、気配を察知して何らかの対策はとれる)

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目標補足、しかし目標の動きは早い。
しかし高校をバレーボールの特待生として入学した実績もあるデブの私だ、まだ動体視力は錆ついちゃいねぇ。
ただ1つの問題が浮上する。
蚊を思いっきり壁に潰していいのか?という問題だ。
それは私が住んでる四畳半の部屋の壁なら蚊を潰してもそのまま放置で許される。
だがここは高級マンションの一室だ、それも女性の1人暮らし。
綺麗に仕事をこなす、これが地元で培った溶接工としての、元職人としてのプライドだ。
女性の気持ちを汲むこの漢気、自分に少し酔いしれた…
なので蚊をソフトに捕まえる事にした。
しかし潰してはいけないという行動の制限があるために動きが散漫になってしまう。
お姉さんは静かに私の戦いを静観している、まるで私の戦いをその目に焼き付けるかのような眼差しで…

でもお姉さんは早く捕まえてくれ
と思っていたに違いない

ただ蚊も捕まってはならないだろうここにきて部屋の天井辺りを飛び回る。
ただもう消耗戦は終わりだ、ここぞのジャンプ1番で両手で潰す行動に出たが…
このクソデブ野郎
蚊を撃ち漏らしてしまった

呆れたお姉さんの視線を背中にビシビシと感じながら蚊を追いかけるがまさかの蚊がここでサプライズを用意していた。
蚊がまさかの
下着が干してあるお姉さんの寝室に飛んで行った

もう目のやり場はどこにもない、蚊を見ていなかったあの数秒間、時間がスローモーションになった。
まさにルーヴル美術館に展示されている有名絵画に魅せられた感じに陥っていた。
正気に戻り干してある有名絵画(下着)に一通り目を通し…
そして決着…
蚊に最大の愛と最大の尊敬の念を込めて…
蚊を容赦なく叩き潰した
激闘を終え私はティッシュをゴミ箱に捨て玄関に戻る。
お姉さんは一安心の様子でありがとうございますの一言を私にくれて玄関を閉めた。

時間にして2分くらいの戦いだった。
私は彼のことを忘れた事はない。
なんせ初めて
年上の女性の部屋に
初めて上げてくれた

さぁ頑張ろう、いつかはこんな美味しいハプニングに出会えるかもしれないから。
こんな事がないと新聞奨学生なんかやってられないんです。
新聞奨学生の傷だらけのハートを癒してくれたのは

でした。

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