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父子家庭に至った経緯 11「涙の旅立ち」  箱根小涌園に1泊した私たち親子。のんびり朝食を摂りホテルをチェックアウトした。さーて、今日はとにかくチビの服やら必要なものを買わなきゃなーっと思っていると、「パパ~、今日も昨日のプール行こー!」とチビからの熱烈なリクエストが。まっ、何も急ぐ理由もないので、そうすることにした。 チビは前日のパパのウォータースライダーが相当ツボにハマったらしく、何度も思い出してはその度に笑い転げていた。こんなに喜んでくれるなら、ここに連れてきた甲斐があったってものである。そしてチビは昨夜ベッドで泣いていた20分間以外は、ずーっと元気に楽しそうに過ごしてくれていたのだ。「ママに会いたい」とも「寂しい」とも一言も言わずに。それは私にとって何より有難かった。 私たちは再びプールで散々遊び、昼ごはんを食べてから箱根を後にし、次は厚木に向かった。 目的はイトーヨーカドーとトイザらスだ。チビの服やら下着やらをドッサリ買わなきゃいけないし、チビがホテルでも楽しく遊べるようなおもちゃを買ってあげようと。一通り買い物を終え、車の中で私は今日泊まるホテルをスマホで検索する。その間チビは後ろの席で、買ってもらったばかりの仮面ライダーの武器を手に「シャキーン、シャキーン」とひとりで戦っていた。もうすでにすっかり日も暮れていたため、この日は厚木駅近くのビジネスホテルに泊まることにした。チェックインを済ませ、夕食はホテル近くの回転ずしへ。チビは「マグロー!」と連呼し、ここでもハイテンション。その食事中、私の携帯に何度か着信があった。履歴を見ると番号の下4ケタが「0110」、どこぞの警察署からだとわかった。 ホテルに戻りチビを部屋に入れ、私は廊下に出て折り返しの電話をかけた。 その番号は都内の自宅マンションを管轄する警察署だった。「主人が息子を誘拐して姿を消した」との通報を受け、電話をかけてきたらしい。「奥さんから息子さんの捜索願が出てましてねー。あなたね、例え親子であっても状況によっては誘拐ってことにもなるんですよ!」と刑事さんが威圧的に話してきた。 そこで私は、調停対策で鍛えたあの「話し方」を再び発揮する。「止むに止まれぬ状況でチビを連れて家を飛び出したんです」というところの「止むに止まれぬ状況」をおよそ1時間くらいかけて丁寧に説明した。私の口調はあくまでも穏やかだが、もちろん内心は必死である。大量のあぶら汗をかきながらも、自らの正当性を理論立てて主張した。そしたらその刑事さん、「上司に確認してまたかけ直す」と。 再び鳴った電話に出てみると、刑事さんの口調は先ほどとは打って変わりすっかりやさしくなっていた。そして「宿泊先の住所を教えてくれれば『事件性なし』として処理します」と。妻に知らせないことを条件に住所とホテル名を刑事さんに教え、私は電話を切った。 どうやら署内で民事不介入という結論に至ったのだろう。とにかくこんなところで逮捕、拘留なんてことにならずに本当によかった。そんなことになればチビは妻に引き取られ逆転サヨナラ負けで万事休す。再チャレンジの可能性など二度と来ない。 幸いこの日のチビは私の腕にしがみ付いたと思ったら、泣くこともなくすぐに寝付いてくれた。私はそーっと起き上がり、廊下の自動販売機でビールを買い一息つく。 最初のピンチを無事に乗り切った安堵感からか、この日は久しぶりにぐっすり眠ることができた。  私とチビの放浪生活はまだまだ続く。翌日向かったのは横浜八景島。チビはここの「海ファーム」という施設が大のお気に入りだったのだ。そこは海上の釣り堀で、釣った魚を調理して食べることができる「食育」をテーマにした施設である。 釣った魚を唐揚げにしてもらい、それを昼ごはんにした。  その後は隣接する遊園地で乗り物を満喫し、夜も八景島近くのホテルに宿泊。このホテル、窓から海が見えるし、モダンな造りで落ち着いてるしで私はとても気に入った。 チビもすっかりこのホテルが気に入ったようで、翌日もここに泊まりたいと言い出した。「じゃあまた八景島に行って遊ぶ?」と聞けば「ずーっとお部屋にいたい」と。なるほど、チビもそろそろ疲れが出てきたのかもなぁ…。翌日はチビのリクエスト通り、一日中ホテルの客室でのんびり過ごした。トランプしたり、かくれんぼしたり、窓からぼーと海を眺めたり。  あの時、海は人の心を穏やかにしてくれるものだとつくづく実感した。  次回、父子家庭に至った経緯 13「放浪の果てに」 へつづく。 

お宝!トイザらス

昨日、バスケのメンバーと銭湯にいった小5👩🏻長女が…🏀

100円の入湯料で、くじ引きで当ててきた物❗️

\何かわかるかな?😆w/

そう✨
\キックボード💗🛴✨/
すると…

\👩🏻トイザらスのやつだ❗️/

とその言葉を聞くなり…👂
ここからが「私のせこい所」😏
さっそく…
\グクる❗️/

おぉ❗️❗️定価だと4000円ぢゃーん❤️😍

と、

この「お得感」がたまらない33歳主婦でした💗👩🏼
他にも✨
「主婦あるある」はこちら❤️😆➡︎ https://s.ameblo.jp/hinaako/entry-12331028305.html

でも、主婦の方はどっちも気持ちわかるよね?!🤔💗

心育児研究家♡日菜あこ
\ストーリー更新💜Follow me💗/ちょと休憩💜👩🏼💓 ・ #fashion #make #コーデ#ママ#cafe #cute #sweet #lunchA post shared by Ako Hina (@hinaako_official) on Oct 29, 2017 at 9:44pm PDT

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