バレンタインデー熱血業界宣言

バレンタインデー やればやるほどディスクシステム

微熱な制服lesson１０
バレンタインデー当日この日はソウル大学の合格発表の日でもある。残念ながら高校はこの日テストがありチェ・ヨンは一緒に行けなかった。
心配するチェ・ヨンが何度もトギに頭を下げて頼む。
「ちょっとお。なんでそんなにトギに頼むのよ。私の合格発表よ。」
むくれたウンスが二人に怒る。
「「ウンスだから。」」
変なところでハモった。
受験票をもってトギと二人大学へと向かう。
「じゃあウンス、私は薬学部だから。確認したらここに集合ね。」
校門の前でトギと別れる。胸元に受験票を握りしめ医学部の掲示板に視線を走らせる。
「44231、44351・・・、【44444】！！あった！あったわ！！」
ウンスの受験票と同じ【44444】が確かに貼り出されていた。
飛び跳ねて喜んでいると何処からか声がかかる。
「ねえ君、医学部に合格したの？」
振り向けば知らない男の人が2〜3人立っていた。
「・・えっ？・・あの・・」
一人の男が戸惑うウンスの受験票を覗き掲示板を確認する。
「おー！君、合格してるじゃん。おめでとうー！」
などといって勝手に盛り上がっている。
「ねぇ、ねぇ、君、可愛いねぇ名前、何ていうの？良かったら僕らのサークルに入らない。」
「そうだよ。サークルに入りなよ〜。夏はテニスで冬はスノボー。楽しいよー。」
強引にウンスの手を掴む。
「えっ、ちょっと、やめてください。」
怯えるウンスと大学生の間に聞き覚えのある声が聞こえた。
「悪いな。この子はもううちのサークルに決まってるんだ。」
「チャン先輩！？」
穏やかな笑顔の向こうに凄味を湛えて威嚇している。軽そうな大学生達を追い払った頃トギが向こうから走ってきた。
「ウンス〜！ 大丈夫？！」
はあはあと息を切らせ心配そうにウンスを見つめる。そんな二人をチャン・ビンが問う。
「で、二人共どうだったんですか？」
「「合格しました！！」」
明るい声で答えた。
悲鳴をあげて抱き合う親友同士を先輩となったチャン・ビンが優しく見守っていた。

「・・という訳なのよ。」
トギの報告にチェ・ヨンのこめかみに青筋が走る。
「でも、お兄ちゃんが居るから大学でも安心よねー。」
「そうよね。頼もしいわ。」
「ウンスのこともお兄ちゃんに頼んでおいたから大丈夫よ。」
合格発表を終え浮かれた二人が呑気な事を言っている。先生に報告する為に学校に寄った二人が授業を終えたチェ・ヨンと生徒会室で合流した。
何処が安心だ。
合格発表の日から危ない目にあってるじゃないか。
チェ・ヨンの苛立ちを他所に気を利かせたトギが先に帰ると部屋をでる。
「・・ヨンァ？なんか難しい顔してる。」
「うん？・・いや、何でもない。」
いつものように見つめてくる鳶色の瞳にチェ・ヨンだけが映り込むとやっと心が凪てくる。
蕩けそうな優しい眼差しで祝いの言葉を述べる。
「合格おめでとう。頑張ったな。」
「うん。ありがとう。そうだ・・これ・・ハイ。」
ごそごそとバックから小さな包みを取り出しチェ・ヨンに渡す。
「なんだ？」
「チョコレートよ。合格発表の日と重なっちゃったけど・・私の気持ちだから・・。」
薄っすらと頬を染めて手作りのチョコを渡す様子に感情を抑えられない。
「・・ウンス。」
名前を呼ばれ返事をしようと見上げればいきなり抱きしめられる。
「ウンス、ウンス・・大好きだ。」
やり場のない持て余した感情が溢れるように首筋に顔を埋めて何度も名前を呼ばれる。
合格して祝いたい気持ちと離れ行く寂しさに気持ちが複雑に絡み合う。

「私も。ヨンァがだーい好きよ。」
溢れでる感情を宥めるように優しい白い手が硬い背中を何度も撫でる。

ささやかな合格のお祝いパーティーを自宅で行いお風呂を済ませ部屋へと戻る。
両親もとても喜んでくれた卒業まであと半月大学ではトギと二人で女子寮に入るため。この部屋ともあと少しでお別れだ。
ぼんやりとそんなことを考えているとすーっと静かに窓が開き隣りの幼馴染が忍び込んでくる。
実はクリスマスの夜から ちょくちょく夜中に訪れ二人の時間を楽しんでいた。
ルームウェアに着替えたウンスがベッドに寄りかかりぼうっとしてるその隣りに座ると肩を抱きせた。
「ウンス、チョコ ありがとうな。美味かったよ。」
「・・ふふっ、恥ずかしいな。ちょっと失敗しちゃったし。」
風呂上がりのウンスは髪を一つに纏め頭の上にお団子にしている。
ピンクのモコモコのルームウェアが可愛らしい。細い首筋には柔らかな後れ毛が何本も垂れていた。
ごくりと喉が鳴る。
理性と格闘する恋人の気持ちも知らずにチェ・ヨンの胸元にスリスリと顔を擦り付けて甘えてくる。
「どうしたんだ？」
「んーー・・あと半月で夜も会えなくなっちゃうのかと思うと・・ちょっとだけ寂しい・・な・・。」
「・・・・・」
それはチェ・ヨンも同じ、残される方が余計に寂しさを感じる。
「卒業式が終わったら引っ越すの。すぐに・・入寮する予定よ。」
「そうか・・・。」
離れる前に身も心も自分のものにしたいウンスに自分を刻みたい。そんな欲と大切にしたい気持ちがせめぎ合う。
葛藤する男心を知ってか知らずか柔い身体を押し付けられれば理性と本能のバランスも危うくなっていく。
沈黙が二人の気持ちを物語る。
見つめ合えば自然と唇が重なる優しいキスにうっとりと応えていると何時しか柔らかな身体を抱きしめ貪るようなキスになっていた。
大きな手の平が薄い背中を撫で上げると身体が痺れたように力が抜けていく。
何時もと違う激しいキスにウンスが酸素を求めて顔を背ける剥き出しにらなった白い喉に熱い唇が触れた。
「・・あっ・・・。」
ウンスは自分でも聞いたことのない甘ったるい声に戸惑い身体を硬く強張らせた。
「ま、待って、ヨンァ・・。」
ウンスの声にハッとする。
「・・ごめん、ウンス。」
「ううん、違うの。ヨンと・・その・・そういうコトをするのは嫌じゃないの。でも・・まだ怖い・・。」
真っ赤な顔をしたウンスがチェ・ヨンの胸元にぎゅっと抱きつく。
「ごめん・・俺が焦り過ぎた。」
昂ぶる熱を逃すように長く息を吐きながら詫びる。
「あ、あのね、あのね。ヨンァとのキスは好きなの。・・だから、いっぱいキスはして。」
嫌なわけじゃない触れ合っているのは心地よい誤解されたくないウンスが顔を真っ赤にして言い募る。
「わかってるよ。俺だってウンスの両親に顔向け出来ないことはしないよ。」
「うん・・ゴメンね。」
「謝るな。ウンスを・・大切にしたいんだ。」
身体中に燻る熱を持て余しながらも燃え尽きそうな理性を必死に掻き集めていた。

バレンタインデー CARE&CUREで人と向き合う。

おはようございます。寝坊癖は子供よりも私の方がヤバそうです(*´Д｀*)生活リズムが…
さて、今回モニタさせて頂く石屋製菓といえば車を走らせると行ける場所に本社がある。白い恋人が有名な北海道が誇る銘菓をたくさん生み出している会社です。 冬になるとよくCMで見かける「美冬」白い恋人と並んで、お土産にもらうことが多いチョコレート菓子ですね。パッケージも実に北海道っぽく、そして冬っぽく・・・いいですねぇ(*´・ω・)
今回モニタとして頂いたのは６個入り。他に１２個入り、そして３個入り！！もあって（３個入り初めて知った！）お手頃価格で買い求められるので、これからバレンタインデーどかにもいいですね(*´艸`)3個入りサイズ感も可愛かった！

美冬は３種類の味が楽しめるのですが奥から「ビターチョコ（中はブルーベリー）」「ホワイトチョコ（中はマロン）」「ミルクチョコ（中はキャラメル）」になっています。

断面も一目瞭然。ちなみに、どれも美味しいですが私は程よい甘さと酸味がたまらないブルーベリー派しっかりと甘くて濃厚なキャラメルは次女推し大好きなマロンとこれまたチョコといえばホワイトチョコ推しなサムはもちろんマロン推し。

コーヒにも紅茶にも合う「美冬」これからの季節にぜひ、お勧めですよ((*´ｖ｀))北海道のお菓子大好き♪ 
 
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